イベントのきっかけ
2005年に映画『埋もれ木』を、初めて鑑賞してから、5年。
ぜひ様々な環境にいらっしゃるみなさまに、もっとこの映画を観ていただきたい、そして監督から、映画製作への考えや、創作活動への思いをお話しして頂きたいと願い、このようなイベントを開催させて頂いております。
小栗康平監督のお話し
2006年から1年に1本、『泥の河』『伽や子のために』『死の棘』『眠る男』と、監督作品を順番に上映し、上映後には、毎回、小栗康平監督から、映画にまつわる様々なお話しをして頂いています
公開から五年を経ても、色褪せない美しさとやさしさに溢れた映画『埋もれ木』と、世界中で愛され続けている小栗康平監督のお話しを、どうぞじっくりとご堪能ください。
ストーリー
山に近い小さな町で暮らす高校生・まち(夏蓮)の最近のお気に入りの遊びは、友だちとリレー形式で物語をつくること。空想に満ちた物語の世界では、らくだが町の人気者になったりする。ボーイフレンドの知行(登坂紘光)とデートをしたり、母(田中裕子)とレストランで食事をしたり、子どもたちを探しに夜の山に入ったり、小さな出来事を積み重ねながら、夏の日々は穏やかに過ぎて行く。
そしてその小さな町で、大雨が降った後、町のゲートボール場の崖が崩れ、地中から“埋もれ木”と呼ばれる樹木が姿を現す。
出演:
夏蓮/登坂紘光/浅野忠信/坂田明/大久保鷹/坂本スミ子/田中裕子/平田満/岸部一徳/左時枝
小栗康平監督
1945年群馬県生まれ。早稲田大学第二文学部演劇専修卒後、フリーの助監督として浦山桐郎、篠田正浩監督らにつく。
81年「泥の河」で監督デビュー。「伽や子のために」(84年)「死の棘」(90年)「眠る男」(96年)と国内外を問わず、映画祭にて様々な賞を受賞。 「埋もれ木」は2005年に公開され、監督の最新作となる。
主な受賞歴:
モスクワ映画祭銀賞・ジョルジュ・サドゥール賞・カンヌ映画祭グランプリ・カンヌ1990・カンヌ映画祭国際批評家連盟賞・モントリオール映画祭審査委員特別大賞 他、多数
映画「埋もれ木」上映会
- 会場:
- シネマバー ザ・グリソム ギャング
- 住所:
- 神奈川県川崎市麻生区高石3-26-6箕輪ビル1F MAP
- 日時:
- 12月18日(土)14時30分~(開場14時・終演18時頃)
- 料金:
- 2,500円 ※彦根からお取り寄せ☆お茶菓子「埋もれ木」付